【現代語訳】おくのほそ道 #1 ~旅立ち~ 【松尾芭蕉】
月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎる年もまた旅人のようなものである。絶えることなく行き交う舟の上に人生を浮かべる船頭、馬の口をつかまえて老境を迎える馬方などは、毎日が旅であり旅を自らの住処としている。 […]
月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎる年もまた旅人のようなものである。絶えることなく行き交う舟の上に人生を浮かべる船頭、馬の口をつかまえて老境を迎える馬方などは、毎日が旅であり旅を自らの住処としている。 […]
お手紙見ますと中々食糧不足のようですね。米の新潟も困ったものですね。しかし南方で戦う先輩のことを考えたら、ぜいたくは言えぬ訳です。 今ベットの中で家を思いながら書くのも又ひとしおですよ。 正月には、恒 […]
作詞:外山正一 作曲:シャルル・ルルー 1. 吾(われ)は官軍我が敵は 天地容れざる朝敵ぞ 敵の大将たる者は 古今無双の英雄で これに従うつわものは 共に慄悍決死(ひょうかんけっし)の士 鬼神に恥じぬ […]
むかしむかしのことだった。岩船という村に大変酒の好きな権兵衛という男が住んでおった。 この村から隣の村へ行くには「小浦」と呼ぶ浜を通る寂しい山道があり、昔はよくこの道をとおって行った。 ある日のこと、 […]
小正月の夜、または小正月でなくても、冬の満月の夜は雪女が出て遊ぶともいう。 雪女は、こどもを大勢引き連れて来るという。 里の子供らは、冬は近辺の丘に行き、そり遊びをして、楽しさのあまり、夜になることが […]
素子、素子は私の顔をよく見て笑ひましたよ。私の腕の中で眠りもしたし、またお風呂に入つたこともありました。 素子が大きくなつて私のことが知りたい時は、お前のお母さん、住代伯母様に私の事をよくお聴きなさい […]
むかしむかしのことじゃ。あるところに虎と、ヒキガエルがおった。 虎とヒキガエルは、別の方向に食べ物を狩に行こうという話をした。 2日後に同じ場所に集合して、『食べた物を吐いて確認して競い合おう』と言い […]
そうはちぼんとは、石川県に伝わる怪火(かいか)である。ほかの呼び方では、ちゅうはちぼんというのがあるな。 名前の本来の意味は仏具であり、シンバルのような楕円形の形をした楽器妙八(みょうばち)のことであ […]
今から5年くらい前の話ですかな。 あたしね、左膝を手術して3週間入院してね、自宅に戻ってきた。 膝の手術だったんで、退院しても装具てんですか?プロテクタっていうのかな? あんなのをガッチリ装着していた […]
こちらのお噺はMさんよりお寄せいただき、私夢宮が編纂したお噺となります。 これは私の旦那の母から聞いた話です。 義理の母とその友達は同じ掃除会社に勤める仲間で、仕事も一緒にまわり、プライベートでも食事 […]